what's⁉️Nickel
Nickel:フランス語読みで「ニケル」直訳では金属のニッケルです。
「C’est nickel!」というとスラングで「最高!」「ピカピカしてキレイ!」の意味を持ちます。
高級店ではないけれど、数あるお店から選んで来てくれる皆様にとって最高の店でありたい。
お店も料理も皆様も!ピカピカした輝きのある状態でありたい。
そんな想いを込めて「ニケル」という店名を付けました。
ニケルのロゴ〜縁あって、漫画「バンビ〜ノ!」作者せきやてつじ氏の奥様にデザインして頂きました!私の修行時代を彷彿とさせるイタリアン料理人修業する若者が主役の作品。ユトリのカケラも無い、現代だと即ブラック認定される?だけど決して諦めずひたすらに悩みながら修業してのし上がる現実の「レストラン」をテーマにした傑作です。是非ご一読ください!続編含めて全巻読んだけど、最高に素敵な作品です❗️
一部加工肉(生ハムなど)とパン生地以外は、全て店内でオーナーシェフが手作りしています。もちろんドレッシングやデザート、アイスクリームも!
食材は15年以上の付合いのある八百屋/肉屋/魚屋/コーヒー屋から毎日仕入。其々担当の方はその道ウン十年の目利きのプロで、未だに私も勉強させてもらっています。フレンチならではの食材(仔羊や鴨、トリュフなど)は欧州産を中心に使いますが、通常食材は基本的に国産にこだわっています。安かろう悪かろうな食材などは一切使いません。
例えば基本食材のひとつ「卵」。神奈川の平飼い有精卵「さがみっこ」を使用しています。私も何度かお邪魔して見学させて貰いましたが、生まれたてのヒヨコを仕入れ、食育から始めて約一年後、成長した鶏さんが老いるまでの約2年間に産む良質な卵のみを出荷。徹底した品質管理で生産されていて、飼料にパプリカ混ぜただけで黄身を赤くするインチキ卵とはモノが違う。
儲ける為に安ければ何でもいい食材を使って、来たお客さんを騙し討ちするような商品は出しません。これ約束です。
また店内仕込みの料理には、保存料・着色料は一切使用していませんので、安心して召し上がって頂けます。このためテイクアウトの場合はなるべく早く当日中にお召し上がり頂くようお願いしています。
1970年静岡出身。成蹊大学工学部卒後大手住設機器メーカーにて主に企画管理従事し29歳で退職。調理師学校を経て四谷荒木町スクレサレにて調理修行スタート。
プリフィクススタイルのビストロブームの火付け役にもなった名店で、故岸朝子さんや山本マスヒロさんなど著名な料理評論家が揃って絶賛する料理を、3人のシェフ(中西シェフ/宮下シェフ/末藤シェフ)から学ばせていただきました。34席、毎日予約満席の店で10〜翌2時の勤務、休日は月2日だけ、厨房3人体制で職人気質のダブルシェフに小僧は自分だけ…最初の月給125千円(笑)。
それでも給料貰えてフランス帰りのシェフから厳しく指導もらえる、最高に恵まれた環境で修行させて貰えたから、今の自分の料理クオリティ&スピードが出来ています。当時は何度も××してやる(放送禁止)と考えるほど憎かった厳しい師匠達に、今では最大限の感謝。荒木町スクレは残念ながら閉店されましたが、現在オーナーの中西シェフは新宿御苑で復活し、料理人としてのイロハから叩き上げてくれた宮下シェフは今も予約の取れない大繁盛店で活躍していて、どうにも追いつけない親方達です。
以降右往左往しつつ(?笑)、2002年日本ソムリエ協会認定ソムリエ取得、ホテル西洋銀座メインダイニングにてソムリエ兼サブマネージャー、築地某料亭併設レストランマネージャー、南青山フレンチレストランマネージャーなど、サービス経験も積んで、2005年葛西で「わいん食堂Kiraku」独立開業。独立後もキッチン&サービスの両刀遣いで飲食店全般の一貫性を求めて奮闘。
11年の営業を経て、人材不足から後半数年間は45席の厨房を一人で守っていたものの、疲れきって判断力が鈍っていたのか自らの労災(右手負傷全治1年)で2016年閉業。リハビリもそこそこに、4ヶ月かけて車中泊食材探し日本一周の旅。日本の食文化の素晴らしさを再認識して、2018年5月ニケル開業、再スタート。
✨スタッフ真綺の思い✨
ご縁があり、